Wakayama school lunch association of Public Interest Incorporated Foundation

和歌山県内産のキヌヒカリなどを使った金芽米

和歌山県学校給食会では、平成２６年度９月より取扱いを始めており、和歌山県の東洋ライス(株)が特許を取得し開発したオリジナルの製品です。給食で提供されている金芽米は和歌山県産のキヌヒカリなどの米を使用した特注品です。

県学校給食会としては、子供たちにとって、下記特長により推せんできるものであると考えていますので、ぜひ一度御利用ください。
メ−カ−による施設設備に合わせた炊き方のアドバイスもできますのでお気軽に御相談ください。

金芽米について

豊富な栄養素を残した美味しく食べやすい無洗米です。
厳選した玄米を表面から少しずつヌカ層を取り除き、金芽と亜糊粉層を残しているので、甘味やこくがあり、栄養価が高い米に仕上がります。

亜糊粉層と金芽ってなに？

亜糊粉層（あこふんそう）は、栄養価が高く、上質な甘味と旨味の元となる健康糖質を作る酵素が多く含まれています。従来の白米では精米時にヌカと一緒に取り除かれてしまう部分です。
金芽(きんめ)は、胚芽部の消化しにくく、口触りの悪い部分を取り除き、栄養か豊富な部分だけを残しています。この残した胚芽の部分を金色に見えることから、「金芽」と名付けられました。

金芽米の特長

食味のアップ

金芽米の旨味やコクなどの食味について、科学的な研究結果が公表されています。
*東洋ライス(株)ホームページのAISSY株式会社の味覚センサー解析結果より

原料	精米	旨味	甘味	塩味	酸味	苦み
コシヒカリ	普通米	2.04	2.44	1.24	1.18.	1.14
	金芽米	2.41	2.92	1.24	1.14	1.11
つがるロマン	普通米	2.23	2.64	1.20	1.17	1.16
	金芽米	2.51	2.77	1.26	1.13	1.13
キヌヒカリ	普通米	2.04	2.31	1.23	1.16	1.15
	金芽米	2.38	2.83	1.25	1.12	1.12

味覚分析の専門機関であるAISSY株式会社にて
３品種のコメの味覚分析を依頼したところ、金芽米は普通の精米法に比べて、
旨味が0．28から0．37高く、甘味も0．13から0．52と高く、大きな差異が認められました。
特にコシヒカリでは、旨味が約18％アップ、甘味が約20％アップを達成。
味に敏感な方であれば、この差で味の違いを感じ取れると思います。
*出典：東洋ライス株式会社ホームページ「金芽米のおいしさ」より

玄米の健康成分を残すことに成功

健康糖質(お米の甘味)

マルトースが約60倍、オリゴ糖が約12倍含まれており、腸内環境を整え、美肌便通改善に効果があります。 グルコースが約5．5倍あり、集中力と暗記力の向上が見込まれ、認知症予防に期待が出来ます。

豊富なビタミン

ビタミンB1・Eが約2倍、ビタミンB６・ナイアシン・葉酸も豊富に含まれています。ビタミンB郡は、糖質、蛋白質代謝に、Eはアンチエイジング効果、ナイアシン・葉酸は細胞生成の促進に効果が期待できます。

豊富な食物繊維とミネラル

食物繊維が約1.5倍、ミネラルも豊富に含まれています。整腸作用や大腸ガンの予防も期待できます。ミネラルは神経の伝達や丈夫な骨や血液を作るのに役立ちます。

特産品の御案内

和歌山県学校給食会では、
和歌山県と協力して、和歌山県産の特産物を給食へ積極的に活用しています。　
金芽米の学校給食への採用をぜひとも御検討ください ！！

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